オリックス福良監督200勝 3位タイ浮上、貯金4「一つ一つ増やしていきます」

 「オリックス4-2ロッテ」(4日、京セラドーム大阪)

 最後は増井が締めて勝利し、オリックス・福良淳一監督(58)が通算200勝を飾った。区切りの白星は目指す野球の末につかんだものだった。

 先制を許しても、エース金子は走者を背負いながら追加点を許さない。打線は序盤、好機を何度もつぶしたが、五回にロメロの犠飛で1点をかえすと、六回には代打・後藤の適時打で同点。さらに八回は1死一、三塁から安達の二ゴロの間に勝ち越し点を挙げた。

 「前に飛ばしたら、事が起こせるというのはあるからね」と指揮官。得点につながったアウトが尊い。

 「強いチームは当たり前にできる。そういう伝統がいつの間にかなくなっていた。そういうところから教えていかないといけない」

 15年途中に監督代行として指揮を執り始めた。日々、選手たちに点の取り方、勝ち方を教えている。

 再び3位タイに浮上。貯金は最多タイの4となった。「一つ一つ増やしていきます」。常勝軍団へ育て上げるまで、指揮官の戦いは続く。

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