西武・新守護神カスティーヨが1回1失点で来日初セーブ
「ロッテ6-8西武」(24日、ZOZOマリンスタジアム)
新たな必勝リレーを締めた。交流戦終了後に先発から抑えに配置転換された西武・カスティーヨが、3点リードの九回に登板し1失点で来日初セーブ。再編した救援陣の軸となる右腕は「自分としてもよかった」と胸をなで下ろした。
1死から藤岡裕にソロ本塁打を許したが、最速152キロの真っすぐで後続を仕留めた。10球で切り抜け「毎日投げることになるので、球数を10球前後に抑えていきたい」。土肥投手コーチも「球威は大きな武器。経験もあるし落ち着いていた」と評価した。
抑えから中継ぎに回った増田も、4点リードの五回1死から無失点で切り抜けた。八回を務めたヒースを含め、辻監督は「これが今のところの勝ちパターン」。新守護神が安定すれば、懸案だった継投策に光が差し込む。