「巨人７－１ヤクルト」（２３日、東京ドーム）

　巨人は先発した山口俊投手が完封した５月２２日の広島戦以来となる完投勝利で、６勝目を上げた。チームは連勝。交流戦明け初戦の菅野に続き、勢いをつける勝利となった。

　山口は七回に先頭打者のバレンティンに１７号ソロを浴びたものの、それ以外は走者を出しながらも要所を締める投球で得点を許さなかった。七回はバレンティンの本塁打後、雄平に内野安打、２死後に畠山に左翼へ二塁打を打たれたものの、代打の荒木を三直に打ち取りしのいだ。

　打線は初回にマギーの適時打で先制。四回には岡本が１３号ソロ、五回にはマギーに６号３ランが出て、効果的な援護を受けた。お立ち台では「初回から点をとってもらって楽なピッチングをさせてもらったので、バッターの皆さんのおかげです」と感謝していた。