中大が1部残留 3連投のエース・伊藤が熱投

 「東都大学野球・1部2部入れ替え戦3回戦中大6-1日大」(21日、神宮球場)

 中大が快勝し、1部残留を決めた。3連投のエース・伊藤優輔投手(4年・小山台)が五回途中から登板し、4回2/3を投げ無失点。打線も先発全員安打を記録するなど13安打6得点とつながった。日大は1回戦で好投した上原進投手(4年・山梨学院)が三回途中5失点でKO。2季ぶりの1部昇格を逃した。

 “入れ替え戦男”が勝利へと導いた。伊藤は五回1死一、二塁で2番手としてマウンドへ。いきなり安打を浴び満塁となると日大の4番・八田夏捕手(4年・履正社)を迎えた。初球を捉えられ三塁線を襲われたがファウル判定。「気持ちで投げた」と仕切り直して投ゴロ併殺打に打ち取ると、最終回まで得点を許さなかった。

 18年春にも経験した舞台だった。リーグ最下位に沈むと、当時2部優勝した青学大と対戦。2試合に先発し3回戦では8回無失点の好投で1部残留に貢献した中で、記憶に残るのは4年生の引っ張る姿だ。「(入れ替え戦へ向け)死に物狂いでやってきた」。自らが最上級生となり、2年前の再現を果たした。

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