ロッテ井口監督、今後のキーマンに荻野を指名

 ロッテ・井口資仁監督がリーグ戦再開を前日にした21日、打線のキーマンに荻野貴司外野手を指名した。

 この日、ZOZOマリンスタジアムで全体練習。22日からは西武を迎えての3連戦だ。

 交流戦を11勝7敗と勝ち越して、貯金を4月18日以来の「1」とした。井口監督が「いい形で(交流戦を)勝ち越すことができた」と振り返るように、リーグ戦再開へ弾みが付いた。

 先発陣はもちろん、中継ぎ陣もしっかりと整備されてきた。だが、交流戦18試合でチーム防御率は2・40と12球団トップだが、得点は「59」と10位だ。

 井口監督は打線に関してのポイントを「(荻野)貴司でしょう。(彼が)出塁していかに帰ってくるかですからね」と不動の1番の名を挙げた。

 荻野は開幕から好調をキープし、打率・305で打撃10傑の5位に食い込み、2本塁打、18打点。盗塁数は「15」で、「17」の中村とともに攻撃の起点となっている。

 荻野は「これまでも自分が出塁することは意識していました。自分が出て、後ろがつないで返してくれる形で先制できるのがチームとしてのよい形だと思う。特にリーグ戦再開だからと意識するのではなく、これまで通りやっていけたら」と自然体を強調した。

 昨年のチーム盗塁数は「78」でリーグ4位だったが、今季は63試合を消化して「65」。リーグ2位だ。

 井口監督は「走れる時は走らせる。(去年の)倍くらいはいけたらと思います」と今後も機動力野球を打ち出す方針だ。

 荻野は、「打撃の状態もよくなっていますので自分もこれからの戦いが楽しみです」と頼もしいコメントを口にしていた。(記録は20日現在)

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