ヤクルトがウルキデス獲得 “強心臓”中継ぎ右腕 元守護神バーネットもオススメ
ヤクルトは20日、新外国人選手としてメキシコ・リーグのティワナでプレーしていたジェイソン・ウルキデス投手(35)=183センチ、80キロ、右投げ右打ち=と契約合意に達したと発表した。年俸15万ドル(約1650万円)プラス出来高の1年契約。背番号は61。近日中に来日する予定。
交流戦最高勝率に輝き、勢いづくツバメ軍団が上位浮上へ中継ぎ投手を強化した。150キロ台前半の直球が武器で今季は20試合で0勝0敗8セーブ。奪三振率11・48を誇る。奥村国際グループ長は「真っすぐで空振りが取れる。ウルキデスを獲れたのはチームに追い風」と期待を込めた。
米マイナー時代にウルキデスとチームメートだった元ヤクルトの守護神バーネット(レンジャーズ)からも「心臓が強いやつ」という情報も入っている。首位広島を4・5差で追う小川監督は「夏場の疲れてくる時期にピッチャーがどれだけ頑張れるか」と投手陣の奮起を促す。上位進出へ新助っ投の活躍がカギを握る。