日本ハムの先発左腕・上原がプロ初本塁打 5回1失点で今季初勝利の権利もって降板

 「交流戦、広島-日本ハム」(18日、マツダスタジアム)

 日本ハム・上原健太投手がプロ初本塁打を放った。3-1と2点リードで迎えた五回、広島先発の福井から右翼スタンド中段へと運んだ。

 今季初勝利を懸けて先発マウンドに上がった左腕は、広島の広陵高出身。思い入れのある球場で、投打で存在感をアピールした。

 日本ハム投手の交流戦での本塁打は、岩本勉(2005年)、大谷翔平(14・16年=いずれも登板なし)に次いで3人目。登板した試合では岩本以来となった。

 上原は5回を3安打1失点。初回、丸に許した8号ソロによる最少失点で勝利投手の権利をもって、六回からマウンドを公文に譲った。

 上原は投球について「初回は打率も良い打者で警戒していたにも関わらず、打たれたのは反省点ですが切り替えました。ストライク先行を心がけ、その部分は何とかできたかなと思います。6回、7回と投げさせてもらえるように、これからはもっとしっかりと信頼を積み重ねていきたいです」とコメント。

 プロ初本塁打については「大マグレです。打った瞬間、感触はあったんですが、あそこまで飛ぶとは思いませんでした。ホームランはホームランでうれしかったんですが、投球でちゃんと勢いを作らないといけないと思って切り替えました。ここに備えてずっとバント練習をしてきたんですが、その成果を出せずに終わりました。ファームも含めてプロ2打席目で、まさかホームランを打てるとは思いませんでした。大学時代もスタンドインはないので、公式戦のホームランはいつ以来かも分かりません」と振り返った。

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