巨人・悪夢サヨナラ負けで2年連続交流戦負け越し 守護神カミネロが大誤算
「交流戦、ロッテ2-1巨人」(17日、ZOZOマリンスタジアム)
巨人は虎の子の1点を守り切ることができなかった。1-0の九回に登板したカミネロが大誤算でサヨナラ負けを喫し、交流戦は2年連続負け越し。高橋由伸監督は「そういう役割をやってもらっている選手ですし」と守護神の乱調に顔をしかめた。
無死一塁からバントの構えを見せる清田にストレートの四球。斎藤投手総合コーチがマウンドへ駆け寄ったが好転しなかった。今季初の救援失敗だが、防御率は5・19。配置転換こそ否定した斎藤コーチだったが「クイックでストライクが入るようにならないと」と重い課題を口にした。
五回にスクイズで1点を先制。19イニングぶりの得点をベンチ主導で奪ったが、詰めで暗転した。連日の1点差負けで5位転落。「終わったことは変わらない」と指揮官。リーグ戦再開へ目を向けた。