ロッテ・酒居、6回1失点の好投 井口監督「力あった」と評価
「交流戦、ロッテ2-1巨人」(ZOZOマリンスタジアム)
4月29日の日本ハム戦以来の先発となった酒居知史投手が6回を被安打6で1失点。結果を出した。
降板後の第一声は「今日は気合を入れていこうとマウンドに向かいました」だった。
ムリもない。4月29日の試合では一、二回とも2死からの四球が失点の呼び水となった。
翌30日には出場選手登録を抹消された。5試合で1勝1敗の成績だった。
ファームで得たものは大きかった。96球で与四球は0だった。
145キロ超のストレートを軸にカーブ、スライダー、そしてフォームを織り交ぜて巨人打線を牛耳った。
マウンドでは落ち着き払っていた。
五回の失点は1死二、三塁から吉川尚のスクイズによるものだった。
「4月よりも自分の納得のいくボールが投げられているかと思いますし、2カ月ファームでやってきたことが出せたかなと思います」(酒居)
井口監督は「ストレートがよかった。(以前よりも)4、5キロ違ったし、力もあった」と評価した。もちろん、次回も先発だ。