楽天、梨田監督辞任ショック振り払う快勝 美馬が7回0封で今季初白星

力投する楽天・美馬=楽天生命パーク(撮影・棚橋慶太)
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 「交流戦、楽天8-0阪神」(17日、楽天生命パーク宮城)

 楽天が、梨田昌孝監督の電撃辞任のショックを払いのける快勝劇を見せ、この日から指揮を執った平石洋介監督代行の初陣を勝利で飾った。

 二回、銀次が無死一塁から右越えに先制2ランを放つと、四回には、アマダーが右中間に今季8号ソロ、続く藤田も右翼ポール際に今季3号ソロで2点を追加。五回にはアマダー、藤田の連続タイムリーなどで4点を加えた。

 投げても先発の美馬が7回を3安打無失点の好投で今季初勝利。その後、リリーフ陣も無失点でつなぎ、阪神を完封した。

 今季10試合目の登板でようやく白星を手にした美馬は「負けないように、しっかり試合を作るということを意識して投げました。“ホント、今年勝てるかなあ”と落ち込んだ時期もあったんですけど、皆さんの後押しのおかげできょうここ(お立ち台)に立っていると思います」と喜びをかみ締めていた。

 前日16日の阪神戦に敗れ、借金は20に膨れあがり、梨田監督が成績不振の責任を取り辞任。激震から一夜明けでの快勝とあって、「チームにとっても改めていいスタートになったと思います。これから勝って、勝ちまくって、上を目指したいと思います」と、巻き返しを誓った。

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