「満塁男」西武・森が今季2本目の満塁弾 今季最多1試合5打点
「交流戦、西武9-2中日」(16日、メットライフドーム)
「満塁男」が完璧な放物線を描いた。1点リードの六回2死満塁。西武・森が又吉の変化球を右翼席に運んだ。豪快な5号満塁弾。「会心だったので入ったと思った」。5月27日の日本ハム戦で有原から放って以来、今季2本目のグランドスラムだ。
3度も満塁で打席が回ってきた。初回は空振り三振に倒れたが、三回は先制の右前適時打。六回は通算3本目の満塁弾で今季最多の1試合5打点。「チャンスで回ってくる日なのかなと思った。援護点が欲しかったのでよかった」と笑った。
15日に大阪桐蔭の先輩、阪神藤浪が今季初勝利を挙げた。3日の阪神戦では代打で対戦して四球。「ボールも荒れていなかったし、『もう勝つだろうな』と思っていた」。ともに甲子園春夏連覇した先輩に負けない活躍を心に誓っていた。