日本ハム・清宮 プロ初タイムリー&初マルチ 19歳“初打席初H”からのメモリアル

バースデーケーキにかぶりつく清宮
2枚

 「西武5-8日本ハム」(25日、メットライフドーム)

 19歳の誕生日に復活ののろしを上げた。日本ハム・ドラフト1位・清宮幸太郎内野手(早実)が「7番・左翼」で先発出場し、プロ初の適時打&マルチ安打をマーク。「結果的に(安打が)2本出て良かったです」と頬を緩め、少しだけ充実感に浸った。

 前日まで不振を極め、「インパクトで振り負けないように」と決意を込めて挑んだ一戦。19歳初打席の二回の第1打席で左前に運び12打席ぶりの安打をマーク。七回2死二塁で放った打球は一塁・山川の手前で弾み、頭上を越える右前適時打となり「ラッキーでした」とはにかんだ。

 敵も味方も関係ないお祝いに発奮した。試合前練習中には西武のウグイス嬢からアナウンスで「忘れられない日をお過ごしください」と祝福され、「笑っちゃいました」と清宮。球場全体がスタンドのファンによるハッピーバースデーソングの歌声と、盛大な拍手に包まれる中で最初の打席に立ち「優しかったし、うれしかったです」と感謝した。

 4打数2安打1打点と復調のきっかけをつかみ、「いい19歳のスタートになったと思います」と栗山監督。清宮に慢心はない。「先は厳しいですけど一日一日、一生懸命やらないといけない」。プロの高い壁をぶち破り、一流選手への階段を一歩ずつ上る。

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