巨人・菅野 聖地初被弾負け 完投も援護なく…3位転落 高橋監督「よく投げた」

 9回、ベンチで味方の攻撃を厳しい表情で見守る菅野(右から2人目)ら
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 「阪神1-0巨人」(25日、甲子園球場)

 感情を押し殺し、バスへの通路を歩いた。巨人・菅野智之投手が8回1失点の完投も、援護に恵まれず3敗目。敵地・甲子園では14年5月11日以来、4年ぶりの黒星となった。「いいピッチングをやったとしても、結果が出なかったらそれまで」。淡々とした口調の中に、悔しさがにじんだ。

 1球に泣いた。五回1死まで1人の走者も出さない完全投球を続けたが、直後に相対した糸井への3球目。真ん中付近に入ったカットボールを右翼席に運ばれた。「前回よりも全然良かった」としつつ「一発を打たれて負けたら…」と猛省した。プロ6年目で初めて聖地で喫した被弾。この1点が決勝点となった。

 チームは今季4試合目にして甲子園で初黒星を喫し、DeNAに抜かれ3位に転落した。それでも、完投で意地を示した絶対エースを高橋監督は「よく投げたかなと思いますよ」と責めることはなかった。次回登板は交流戦。この日の悔しさを、文句のない快投で晴らす。

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