「春季高校野球関東大会・準々決勝、木更津総合１３－５横浜」（２１日、ゼットエーボールパーク）

　プロ注目の横浜・長南有航外野手（３年）が高校通算２０号を放った。前日の明秀学園日立戦では４番も結果を残せず。この日は８番に打順を下げるも、意地を見せた。

　５点を追う四回無死一塁で「来た球を打ちました」と変化球を捉えた。右中間への豪快弾。左の長距離砲がナインを鼓舞した。

　２点差まで詰め寄るも、七回に一挙６点を奪われてチームはコールド負け。「まだまだ自分の結果がよくない。４番に戻れるように」と主砲が夏へ向け決意を新たにした。