DeNA・ロペス2発などで本塁打&打点でリーグトップ「チーム勝ってよかった」
「阪神3-6DeNA」(17日、甲子園球場)
DeNAのホセ・ロペス内野手が、2本塁打を含む3安打3打点の活躍を見せ、本塁打と打点でリーグトップに立った。
1点リードとした五回1死二塁で、阪神先発・秋山の甘く入ったカーブを完璧に捉え、左翼席へと運ぶ12号2ラン。この時点でリーグトップのヤクルト・バレンティンに並んだ。
「長打を狙って打席に入った。完璧に捉えることができたが、甲子園球場は広いので入るかなと思って走っていた」と笑顔で話したロペス。初回の1打席目にも中前打を放っており、これで5月の全12試合で安打を記録した。
さらに2点差と迫られていた九回1死では、阪神5番手・岩崎から左翼への13号ソロを放った。「(2本塁打は)いい場面で打てた。チームが勝って良かった」。
守りでも魅せた。2点差の八回無死二塁では福留の一塁線を襲うライナーを横っ飛びでキャッチする大ファインプレー。「大事な場面なので、捕れるボールを捕りに行った」と話した。
13本塁打、34打点は、ともにバレンティンを抜いてリーグ単独トップだが、「自分の数字は気にしていない。チームが勝つためにできることをやるだけ」と、好調な助っ人がチームをけん引している。