八千代松陰の清宮(せいみや)8回2/3無念9失点
「春季高校野球千葉大会・準々決勝、習志野9-2八千代松陰」(5日、千葉県天台)
プロ注目右腕の八千代松陰・清宮(せいみや)虎多朗投手(3年)は8回2/3を投げ9失点と振るわず、チームを関東大会出場へと導けなかった。
立ち上がりから制球に苦しんだ。「下半身が上半身と連動しなかった」と11四死球。終盤には一発を浴びるなど習志野打線を止められなかった。
結果こそ出なかったが、身長190センチの大型投手として素質は十分だ。ロッテ・榎スカウトは「スライダーがいい。勝負どころで決まる」と評価。188球を投げ込んだ最速145キロ右腕は「大会で自分の力を発揮できるようにしたい」と夏を見据えた。