習志野4強!プロ注目の古谷8回1失点 自己最速更新143キロ
「春季高校野球千葉大会・準々決勝、習志野9-2八千代松陰」(5日・千葉県天台)
習志野が快勝し、4強に進出した。先発の古谷拓郎投手(3年)が8回1失点11奪三振の好投。八千代松陰・清宮とのプロ注目右腕対決を制した。
ピンチの場面でギアを入れ替えた。七回に4安打を集中され1失点。なおも1死満塁になると、ここから力で押し込んだ。「崩れなかったのがよかった」と連続奪三振で後続を斬った。
外角低めに制球された直球はスカウト陣のスピードガンで143キロと自己最速を1キロ更新した。中日・小山アマスカウトは「いいボールがきている」と評価。完投こそ逃したものの、エースが19日から開幕する関東大会への出場切符獲得に大きく貢献した。