「日本ハム３－２オリックス」（２６日、札幌ドーム）

　日本ハムが４連勝。栗山英樹監督の５７歳の誕生日を白星で飾った。

　１－１の同点で迎えた五回、中田の４試合連続打点など、４連打で勝ち越しに成功。１死から連打で一、二塁とすると、３番の近藤は右中間フェンス直撃の適時二塁打で１点を勝ち越すと、４番の中田は三遊間を破る適時打を放ち、さらに１点を加えた。

　勝ち越し打含む３安打の近藤は「決めてやろうと思いながら打席に入った。つながって良かった。去年は怪我して迷惑をかけたので、しっかり打ってアピールしないといけない」と振り返っていた。

　投げては先発したマルティネスが７回１／３を７安打２失点で３勝目（２敗）。中継ぎ陣も無失点でつなぎ、九回はトンキンが締めて４セーブ目。

　防御率１点台の頼れる右腕は「気分は最高です。ファインプレーにも救われて、とても良かったです。とても調子は良かった。しっかり打線が援護点をくれました。選手のみんなも札幌ドームのみなさまからの熱気が伝わってきた。苦しい時もしっかり投げることができた」と白い歯を見せていた。

　オリックスは先発のディクソンが４回１／３を８安打３失点で３敗目（０勝）。

　打線は２点を追う六回に吉田正が４号ソロを放ち、１点差としたが、もう一歩届かなかった。