ロッテ涌井、圧巻の2安打完封「最後の力を振り絞って投げました」
「楽天0-1ロッテ」(26日、楽天生命パーク宮城)
ロッテ・涌井秀章投手が圧巻の2安打9奪三振の完封で2勝目を挙げた。
ロッテは三回、2死一塁から相手の守備のミスで1点を先制した。この日の涌井にはこの1点で十分だった。四回まで無安打。五回、先頭の今江に三塁打を浴びたが、連打は許さなかった。
129球の今季初完封に涌井は「先頭バッターを出すことが少なかったので、それが良かったと思います」と涼しい表情。2017年9月2日・日本ハム戦(ZOZO)以来となる通算11回目の完封。「最後マウンド行く時にすごい応援してくれて心強かった」と敵地・仙台にも駆けつけたファンに感謝する。「どうせこの回までなので最後の力を振り絞って投げました」。九回は3者連続三振で締めた。
楽天先発・辛島は7回を4安打1失点と好投したが、打線の援護に恵まれなかった。