今季初登板の中日・大野雄、雪辱ならず 4回5失点KO「最後まで修正できなかった」
「巨人-中日」(25日、上毛新聞敷島球場)
今季初登板初先発の中日・大野雄大投手が4回5安打6四球5失点でKOされた。
昨年まで2年連続で開幕投手を務めた大野雄だったが、今季は不振から開幕1軍を外れた。雪辱を期しての先発マウンドのはずだったが…、初回から巨人打線のえじきとなった。
いきなり先頭・坂本勇に二塁打を浴びると、1死三塁からゲレーロに先制の中前打を許した。三回にはまたもゲレーロに適時打を浴びると、亀井にも右前適時打を献上し、この回2点を失った。
続く四回にも、ゲレーロに2点タイムリー二塁打を浴び、五回の打席で代打を送られ、降板となった。昨年9月には、同じ球場、同じ巨人を相手に2安打完封の快投を演じたが、その再現とはならなかった。
降板後、大野雄は「立ち上がりからバランスが悪く、最後まで修正できませんでした」とコメントした。
代わって五回に登板した2番手の笠原、3番手の三ツ間も火だるまに。2本塁打を浴びるなど打者一巡の猛攻を受けて、大量8点を失ってしまった。