中日 また当たり助っ人?新4番モヤが連日の大殊勲

 「中日4-3広島」(21日、ナゴヤドーム)

 中日のスティーブン・モヤ外野手が、八回に値千金の決勝ソロを放った。

 3-3の八回。ジャクソンのスライダーを仕留め、右翼席へ弾丸ライナーで来日1号をたき込んだ。2戦連続でお立ち台に上がり、「打てる球が来たので、しっかりコンタクトすることを心掛けた。打ててうれしい」と喜びを爆発させた。

 ビシエドが米国市民権取得のため、一時帰国。代役の4番として前日に出場選手登録、即スタメン起用されると、4安打3打点の大暴れ。その勢いのまま、この日も初回に同点打を呼び込む安打を放ち、八回の決勝弾と合わせて2戦連続マルチ安打をマークした。

 各球団が野手の新外国人発掘に苦労している中、中日が“当たり”を引き抜く確率は高い。過去10年を振り返ってもブランコ、ルナ、ビシエド、ゲレーロ(現巨人)など、助っ人が来日1年目から日本野球に適応し、結果を残してきた。

 近年、中日は森監督が自ら中南米へ足を運び、助っ人を直接視察するスタイルが定着。昨年は投手コーチを務めていた友利結氏がシーズン途中に編成部へ移り、森監督とともに入念に調査。今季は投手も含めて4人の外国人が加入した。

 野手ではアルモンテが開幕から絶好調。ここまで打率・380、4本塁打、16打点と打線の軸となっている。そしてモヤが昇格し、王者広島に2連勝。救世主の出現で、低迷が続いていたチームに勢いが生まれ始めている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス