巨人・沢村が雄たけび!無死満塁の大ピンチをしのぐ好リリーフ
「阪神-巨人」(21日、甲子園球場)
巨人・沢村拓一投手が、絶体絶命のピンチを乗り越え、雄たけびを上げた。
3点リードの六回、先発の田口が招いた無死一、二塁の場面で登場。まずは6番原口に対し、フルカウントからのフォークがすっぽ抜けて四球で歩かせた。無死満塁となり、敵地のボルテージは上昇。だが、ここから豪腕が力を発揮した。
続く糸原は浅い中飛に仕留め、1死。なお満塁とピンチが続いたが、大山をフルカウントからのフォークで詰まらせ、投ゴロ併殺打。1-2-3の併殺が完成した瞬間、球場は虎党のため息に包まれたが、マウンド上の背番号15は雄たけびを上げながらこん身のガッツポーズ。ベンチで戦況を見つめていた田口も絶叫して喜びを表した。
沢村はイニングをまたいで七回も登板。きっちり三者凡退でしのぎ、3点リードを保った。