「3番一塁」先発の日本ハム清宮は4打数ノーヒット 2試合連発ならず 2軍ロッテ戦

9回、4打数無安打に終わり、ボールボーイを務めた少年からバットを受け取る日本ハム・清宮幸太郎(左)=鎌ケ谷(撮影・出月俊成)
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 「イースタン、日本ハム2-10ロッテ」(21日、鎌ケ谷スタジアム)

 日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(早実)が「3番・一塁」で3試合連続の先発出場。前日の同戦では“プロ1号”を含む2本塁打を放つなど、3安打6打点と圧倒的な存在感を示した。

 初回2死で迎えた第1打席はボテボテの二ゴロだった。140キロ台中盤の直球で攻めてくるロッテの先発・チェンに対し、清宮もフルスイングで応戦。だが、カウント1-2からの4球目の内角146キロ直球に詰まらされた。四回2死の第2打席も真っすぐに詰まって投ゴロに終わった。

 六回1死の第3打席は2番手・岩下の前に空振り三振。低めに沈むワンバウンドのボール球に手を出した。九回の先頭で迎えた第4打席目は、内角の変化球を捉えられずに一ゴロ。スタンドには前日の倍以上となる多くのファンが詰めかけたが、結果は出なかった。

 この日の試合前練習のフリー打撃でも42スイング中、3連発を含む6本の柵越えを披露。右翼フェンス後方の防球ネットを越える場外弾もあり、連日の大活躍を予感させた。

 限局性腹膜炎から復帰後、ここまで2軍戦8試合の出場で24打数5安打、打率・208、2本塁打、7打点。守備、走塁のレベルアップにも全力を注ぎ、鎌ケ谷の地で成長して1軍昇格を勝ち取る。 以下、両チームの先発オーダー。

 【日本ハム】

 1番・中堅 浅間

 2番・遊撃 平沼

 3番・一塁 清宮

 4番・三塁 高浜

 5番・DH 矢野

 6番・左翼 岡

 7番・右翼 森山

 8番・捕手 実松

 9番・二塁 渡辺

    投手 高良

 【ロッテ】

 1番・中堅 加藤

 2番・左翼 肘井

 3番・DH 伊志嶺

 4番・一塁 ドミンゲス

 5番・二塁 大嶺翔

 6番・右翼 ペゲーロ

 7番・三塁 安田

 8番・遊撃 三家

 9番・捕手 吉田

    投手 チェン

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