西武・外崎のダイビングキャッチ直後…一挙6得点で逆転!本拠地7連勝
「西武9-8ロッテ」(20日、メットライフドーム)
西武は一球への執念を見せ、逆転勝ちした。まず守備で、3-5の八回2死満塁から右翼手の西武・外崎が落ちそうな打球をダイビングキャッチして追加点を防ぐと、打線は直後の攻撃で一挙6得点。代打で勝ち越し打を放った栗山は「同じ外野手として、なかなかできない勇気あるプレー。チームは盛り上がる」と好守を褒めちぎった。
劣勢の中で反撃のきっかけも外崎が演じた。1-3の六回にはバックスクリーンへ2ラン。3-5の八回1死満塁では遊ゴロだったが、俊足が悪送球を誘って同点となった。
八回の守備は後ろにそらせば試合の流れが決まりかねない局面だった。外崎は「攻めてもいい守備隊形。迷わずいった」と胸を張った。チームは18日の日本ハム戦でも八回から8点差を大逆転してサヨナラ勝ちしたばかり。その裏には攻守ともに一つのプレーも無駄にしない姿勢がある。