巨人小林 5度目のマルチ安打で打率4割台へ上昇 隠れ首位打者

 「阪神-巨人」(20日、甲子園球場)

 巨人・小林誠司捕手が先制適時打を含む、今季5度目のマルチ安打を放った。

 二回1死一、二塁で迎えた第1打席。カウント0ボール2ストライクと追い込まれながらも、藤浪の154キロ外角直球を右前に弾き返し、二走・岡本が生還。「(次の打者に)つなぐ気持ちで打席に入りました。コンパクトにスイングできましたし、いいところに抜けてよかったです」とコメント。

 第2打席の四回にも先頭で左前打を放ち、打率・405まで上昇。第3打席は四球を選び出塁。この打席を終えた時点で、規定打席まであと3打席に迫り、隠れながらも中日・アルモンテ、広島・丸らと首位打者争いを演じている。

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