巨人、小林が先制適時打 打率・390に上昇
「阪神-巨人」(20日、甲子園球場)
巨人・小林誠司捕手が、バッテリーを組む菅野に先制点をプレゼントした。
二回1死一、二塁で迎えた第1打席。カウント0ボール2ストライクと追い込まれながらも、藤浪の154キロ外角直球を右前に弾き返し、二走・岡本が生還した。打撃好調の小林は打率・390まで上昇した。
初回は先頭の坂本が四球を選んで出塁。吉川尚が犠打を決め、得点圏に走者を進めた。だが、頼みのゲレーロ、マギーがいずれもカットボールで空振り三振に倒れた。
この試合前まで、ゲレーロの得点圏打率・176。好機に一本が出ない状況が続いている。
チームは今季17戦中14試合で先制点を許していたが、敵地での伝統の一戦では先に主導権を握り、エース菅野を援護した。