巨人4連敗 八回登板の上原が炎上…逆転負け DeNA・山崎は100セーブ達成

 9回、DeNAにリードを許し、ベンチから試合を見つめる上原(左)。右は見逃し三振に倒れた坂本勇
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 「巨人3-4DeNA」(10日、東京ドーム)

 巨人が逆転負けで4連敗を喫した。

 1点リードの八回を任せたセットアッパー、上原が1/3回を5安打3失点と大誤算。先頭・大和に左前打を浴びるなど5本の長単打を浴びる乱調で1死しか取れずに降板。日本球界復帰5試合目での初安打初失点で負け投手となった。

 巨人先発・山口俊は7回1失点。打線は1点を追う七回1死一塁から代打・長野が1号逆転2ランを放ち、八回にはマギー、岡本、亀井の3連打で1点差としたが、九回はDeNAの守護神・山崎に抑え込まれた。

 DeNAは八回、宮崎の適時打で同点とし、嶺井の2点二塁打で勝ち越した。上原から決勝打を放った嶺井は「最低、犠牲フライと思っていました」と振り返った。

 先発・飯塚は5回0/3を無失点の好投も勝ち星は付かず。九回を3人で締めた山崎が4年目で史上29人目となる通算100セーブを記録した。

 チームを3連勝に導いた頼れる守護神は、「個人の成績よりもきょう勝てたことが良かった。このチームに入れて、仲間と戦えて100セーブができて良かった」と振り返った。

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