ヤクルト青木 帰ってきた神宮で感激「ファンが増えててちょっとびっくり」
「ヤクルト8-5広島」(4日、神宮球場)
ヤクルト・青木宣親外野手が、八回に貴重な追加点をたたき出した。
1点リードの八回、1死、一、二塁で右翼線へ適時二塁打。リードを広げる一打で、勝利を引きよせた。
大リーグから古巣復帰後、本拠地神宮での初勝利。お立ち台ではファンの大歓声で迎えられ、「ただいま-!」と絶叫した。「もう最高です。今日打てて良かったです。こういう瞬間が、帰ってきて良かったと思える瞬間。こういう機会が増えるよう、これからも頑張ります」と声を弾ませた。
厳しい内角攻めに苦しめられ、試合前まで打率・188。だが、この試合では2安打1打点の活躍で勝利に貢献した。本領発揮に「気持ちも入ってましたが、日々アジャストするようやっていたので、今日実を結んだ」とうなずいた。
お立ち台では球場を見渡し、感激の表情。「自分がいた時よりファンが増えててちょっとびっくり。(以前は)なかなか乗れないようなところもあったが、緑一色で神宮のファンの後押しがあって打てました。ダイスキです!」と、何度もファンに感謝した。
5日はベテラン館山が先発。「あれだけの精神力がある。絶対にやってくれると思います!」と、球場を盛り上げた。