日大三 2年生井上 自己最速147キロマーク「ワクワクした」

4回からリリーフ登板し好投を見せる日大三の井上=甲子園(撮影・持木克友)
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 「選抜高校野球・1回戦、日大三5-0由利工」(24日、甲子園球場)

 日大三が完封リレーで、21世紀枠の由利工を下した。四回からマウンドに上がった井上広輝投手(2年)が好リリーフをみせ、自己最速の147キロをマーク。6回を2安打無失点に抑え、勝利に大きく貢献した。

 先発の中村奎太投手(3年)が3回を無失点に抑える中、3回表の守備後に突如、小倉全由監督から「4回からいくぞ」と声を掛けられた。「ビックリしたけど、ロングリリーフは練習していたので」と井上。憧れのマウンドに立ち「球場がすごく大きく見えたしワクワクした」と、力強く右腕を振った。

 「夢の舞台で、最初はふわふわして緊張していた」と言いながらも、この日は自己最速の147キロをマーク。「147がでたのはすごくうれしかったけど、0点で抑えられたことの方がうれしい」と白い歯を見せた。

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