巨人、必勝パターンの継投策を披露 沢村-上原-マシソン-カミネロ

 「オープン戦、巨人-日本ハム」(20日、東京ドーム)

 巨人が公式戦さながら、必勝パターンの継投策を繰り出した。豪華リレーに、4万人を超えた客席からはそれぞれの投手に大歓声が送られた。

 1点ビハインドの六回、先発の中川からバトンを受け取った沢村がマウンドへ。16年のセーブ王は、1死から横尾に中前打を許したが、続く清水を遊ゴロ併殺打。結果的に打者3人、わずか9球で退けた。

 七回からは大リーグから10年ぶりに復帰した上原が移籍後初登板を果たした。ファン総立ちで出迎えられ、「オープン戦なのに緊張した」と苦笑い。だが、安定感は抜群だった。西川に四球を与えたものの、1回を無安打無失点。高めに浮く球も見られたが、さすがの投球術を披露した。

 八回からは、セットアッパー候補のマシソンが登板した。2死からレアードに被弾した以外は、順調な調整ぶりを披露。1回を1安打1失点で降板した。

 九回からは守護神カミネロが出動。2死から四球と安打でピンチを招いたが、大田を三ゴロに仕留めて無失点で切り抜けた。

 この日はビハインドの展開だったが、公式戦ではこの“最強右腕カルテット”で、必勝パターンを形成する見通し。V奪回を目指すチームのストロングポイントになりそうだ。

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