星野氏お別れの会 明大野球部OBが集結

 今年1月4日に膵臓(すいぞう)がんで亡くなった楽天・星野仙一副会長(享年70歳)のお別れの会が19日、都内のグランドプリンスホテル新高輪で行われ、星野氏の母校・明大野球部OBの巨人・鹿取義隆GM、ロッテ・鳥越裕介ヘッド兼内野守備走塁コーチ、現役選手では広島・野村祐輔投手、日本ハム・岡大海外野手らが参列した。

 星野氏の明大野球部同期で「星野氏を応援する二十歳の会」のメンバー・堤喜一郎(現青森県三沢市議)は弔辞で「あなたに初めてあったのは大学1年の春。つつじケ丘のグラウンドでした。りりしくさっそうとしていて、六大学のスター候補と言われ、学ラン姿のユニホーム姿にこの人はすぐにでも神宮で躍動するという予感を覚えていたことを今でも鮮明に覚えています」と星野氏に語りかけた。

 「あのころは上級生も厳しくてとても怖かったけれど、仙さんにはずいぶんと助けてもらいましたね。同期として本当に心強く、リンとした存在でした」と当時から兄貴的存在だった星野氏への感謝を述べた。

 さらに「仙さん、監督、あなたの遺影の前に立ち、仲間の代表として、お別れを言うことになるなんて、青天のへきれき、今もって信じがたいことです。人間の運命のはかなさを恨むばかりです。あなたの体をむしばむ、命までを奪った病魔を憎んでも憎みきれません」と親友の死を悲しんでいた。

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