米大リーグから10年ぶりに巨人に復帰した上原浩治投手が19日、東京ドームで行われた全体練習で1軍に合流した。20日の日本ハム戦に登板する予定で「自分がどう投げられるか、感じたい、確かめたい。わくわくより不安の方が大きい。何かをつかめたら」と引き締まった表情で話した。
練習では内野手との連係プレーなどをそつなくこなした。契約前に入団テストを受けていたことを明らかにし、それ以来の東京ドームでのプレーだったという。不慣れな日本の球やマウンドに加え、人工芝も米国ではなじみがなかった。「脚への負担がどうなるのか気になる」と思案顔だった。