中央学院・大谷2打席連発 “二刀流”投げても2回0封

 「練習試合、中央学院8-2光明学園相模原」(13日、中央学院グラウンド)

 センバツに初出場する中央学院(千葉)は13日、同校グラウンドで光明学園相模原(神奈川)との練習試合に臨んだ。今秋ドラフト候補のエースで4番・大谷拓海投手(2年)が2打席連続本塁打でパワーを見せつけた。

 面白いように打球が飛んでいく。まずは0-1の二回、先頭で打席に入ると初球の変化球を捉えた。中堅やや左への同点弾。続く三回は直球を仕留めて右翼へ突き刺した。練習試合解禁後、調子を崩していた中での快音に「久しぶりに打ったのでうれしかった」と頬を緩めた。

 復調のきっかけは猛虎の指揮官だ。もともと阪神・金本監督のバットの握り方を参考にしていた。両手ともに親指を中指につけ、人さし指が一番上にくる独特の手法。「最後までバットが使える」と忘れていた感覚を取り戻した。これで高校通算25号。左の大砲が大舞台を前に目覚めた。

 投手としても六回から登板し、2回を無失点で抑えた。聖地でも“二刀流の大谷”として、チームを引っ張る。

 

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