日本ハム・清宮 転んで泥まみれ プロ初安打お預けも2四球!圧倒的存在感見せた

 「オープン戦、ヤクルト3-3日本ハム」(25日、浦添市民球場)

 プロ初安打はお預けとなったが、怪物がスタンドのファンに圧倒的な存在感を示した。オープン戦に2試合連続出場した日本ハム・清宮幸太郎内野手が2打席連続四球で出塁。走塁中に転ぶアクシデントもあり、ファンの視線をくぎ付けにした。

 1点を追う六回。指名打者・近藤の代打で打席に立つと大きな拍手が起こった。初本塁打の期待もある中、冷静に見極め、プロ初四球で初出塁。続く平沼の打席ではエンドランのサインに呼応しスタートした。右前に打球が抜けると全力疾走で三塁を狙ったが、二塁手前で、雨でぬかるんだグラウンドに足を滑らせ転倒。ユニホームが泥まみれになり、塁上で苦笑いを浮かべた。「滑りました。大丈夫です」と頭をかいた。

 思わぬアクシデントでスタンドから笑いを誘ったが、打席に立つとやはり風格がある。2打席目は八回1死から登場。4球ファウルで粘り9球目。内角に曲がるスライダーを見送り、再び四球を選ぶと平沼の右越え2ランでプロ初得点を記録。三振デビューの前日から一転、得点に絡む活躍に「昨日より自分らしく打席に立てた。落ち着いてました」と安ど感をにじませた。

 アリゾナ、沖縄でのキャンプを終え、28日から札幌ドームで行われる台湾・ラミゴ戦への帯同も決定。「チャンスがあれば、しっかり自分の仕事、打席でも守備でも走塁でも一生懸命やります」と全力でアピールする。

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