ヤクルト新助っ投ハフ&カラシティーが初シート打撃で好投 小川監督「特徴出ていた」
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「ヤクルト春季キャンプ」(20日、浦添)
新外国人投手コンビが、シート打撃に初登板し、上々の投球を披露した。
先発ローテでの活躍が期待されるデーブ・ハフ投手は、打者16人に許したのは1安打。130キロ台後半の直球、チェンジアップなどの変化球を両サイドと低めに集めた。
「実際の試合と同じような心構えで投げた。打者にどんどん向かっていけたし、感じとしてはよかった」と納得。打者のタイミングをたくみにずらす場面も多く「とにかく球種を混ぜて投げることを考えた。打者のしぐさで何を狙っているのか読むようにしている」とベテランの味を見せた。
守護神候補のマット・カラシティー投手は、打者7人を無安打。140キロ台後半の直球は球威十分で、カットボールもゴロを打たせるのに効果的だった。
小川淳司監督は「ハフはきっちりコースに投げ切れていて、安定感があった。カラシティーはボールが変化していた。2人とも特徴は出ていた」と評価した。