オリックス・根本、紅白戦で豪快アーチも「他の打席がダメなんでまだまだ」
「オリックス紅白戦」(15日・清武)
2年目の根本薫外野手が、五回に吉田一将投手から右翼席へ飛び込む豪快な一発を放った。
1死無走者。カウント2-2と追い込まれながら内角直球を捉えると打球は高々と舞い上がり右翼スタンドへ消えた。根本は「ちょっと詰まった。アピール?ほかの打席がダメなんでまだまだです」と謙そんした。
福良淳一監督は「根本もいいホームランだったね。台湾でもいい打撃をしていた。楽しみですよ」と期待した。
根本は霞ケ浦から2016年のドラフト9位でオリックスに投手として入団したが、持ち前の打撃センスを買われて昨年7月に打者転向。昨季はウエスタンで20試合に出場し打率・262、0本塁打、5打点の成績。
オフには台湾で行われたウインターリーグに派遣され主に1番打者として活躍。16試合で打率・286、1本塁打、3打点、4盗塁を記録。が、リーグ戦の最後に右足首の疲労骨折が発覚した。