プロ注目の東海大相模・森下 打倒・大阪桐蔭誓う「目標は優勝」
第90回選抜高校野球大会(3月23日から13日間、甲子園球場)の出場36校を決める選考委員会が26日、大阪市内で行われ、東海大相模(神奈川)が7年ぶり10回目のセンバツ出場を決めた。
プロ注目の東海大相模・森下翔太外野手(2年)は「打倒・大阪桐蔭」を誓った。
高校通算44本塁打を誇る右の大砲。昨秋の公式戦では打率・512、5本塁打、23打点と活躍した。大舞台へ向けて「チームを勝たせられる一本を打ちたいです。ホームランも打ちたいですが、目標は優勝です」と抱負。チームは優勝候補の一角にも挙がりそうだが「頭ひとつ抜けているのが大阪桐蔭だと思っています。チーム全体で打倒・大阪桐蔭という思いでやっています」と、闘志を燃やした。
秋の神奈川県大会を圧倒的な強さで勝ち上がり、関東大会でも初戦となった2回戦で作新学院に12対1でコールド勝ち。準決勝で中央学院には敗れたが、けがのエース・斎藤礼二投手(2年)を欠きながら接戦を演じた。
「まだまだ先は見えない。ここからしっかり準備していきたい」と門馬敬治監督。4番の森下を中心に、選抜では3度目となる頂点を目指す。