ロッテ・唐川 2段モーション興味なし「考えていない」
ロッテ・唐川侑己投手(28)が23日、ロッテ浦和球場での自主トレへ電車通勤した。この日、首都圏は4年ぶりの大雪のため、幹線道路が大きな影響を受けて渋滞、交通事故が頻発。そこで唐川は都内の自宅から電車を乗り継いで武蔵浦和駅へ。「座って来られましたよ」と笑った。
8日からニュージーランドで自主トレを行い、20日に帰国した。「ウエートやランニング、主に体作りをしてきました」。
昨年は21試合に登板して5勝10敗、防御率4・49。今季は11年目となり、中堅からベテランへ。「しっかりと準備をして一歩一歩進みたい。ケガをしないように」と初心を忘れない。
大言壮語せず、目の前の課題に取り組む。投手陣全員に開幕投手のチャンスがあるが、「監督がどう判断するかです。一歩一歩、やることをやるだけ」。ここでも確実な一歩を強調する。
今季から2段モーションが解禁になった。打者のタイミングを外すのに有効だが「(研究は)考えていない。自分の投げやすいリズム(が優先)です」。
ロッテ浦和球場で汗を流した唐川。初心を忘れず。今季はその背中で存在を見せる。