日本ハム鍵谷“マエケン流調整法”披露 初球はカーブ…その理由は?
日本ハム・鍵谷陽平投手(27)が23日、“マエケン流調整法”を披露した。この日は千葉・鎌ケ谷の2軍施設で自主トレを行い、ブルペンで57球を投じた右腕。さらなる飛躍を期す今季は、勝利の方程式入りを目指す。
プレートに足を掛けると、最初に投じたのは今オフから取り組む新球カーブだった。「フォームの安定性であるとか腕の位置とかが、カーブを投げることでイメージが良くなるので」。その後、真っすぐを中心にツーシームやスライダーを投げ込む。米ドジャース・前田と同じ調整法だ。
昨季は自己最多60試合に登板し、防御率2・53とリリーフ陣を力強く支えた。「しっかりとアピールして、いいポジションで投げられるようにしたいです」。狙うはチームを勝利に誘う役目。成長著しい27歳が、着々と準備を進めている。