ロッテの中村奨吾内野手が19日、沖縄県恩納村で練習を公開し、井口監督の方針で三塁手から二塁手に転向することに「大学でやっていた本職に戻った。もう逃げ場はない。責任を持って守り抜く」と表情を引き締めた。
自主トレーニングでは野球道具を使った練習以上に下半身を鍛えることに時間を割く。「走りがしっかりしたら、走塁だけでなく守備の足運びも良くなる」と敏しょう性を高めるメニューやダッシュに励んだ。
ドラフト1位で2015年に入団。早大時代に二塁手でのプロ入りを志し、手本にしたのが名手の井口監督だった。「やっぱり打って走って守れる井口さんは理想」と活躍を期した。