ＤｅＮＡ・宮崎敏郎内野手（２９）が１７日、東京・八王子市内のセガサミー野球場で自主トレを公開した。昨季は初の規定打席到達で首位打者を獲得したが、今季はフルイニング出場を果たし、キャリアハイの成績を残すことを目標に掲げた。

　飛躍を遂げた１７年。ただ、４月に左脇腹を痛めて離脱するなど、出場１２８試合に終わった。「まず試合に出してもらうことが大前提。けがをしない体作りをしたい」と話した。

　このオフは体重維持を意識。トレーニングでは体幹を鍛えるなど、故障に強い体作りを行い「まだ１年間通して出たことがない。１４３試合、フルイニングでしっかり出られるようにしたい」と目標を口にした。

　昨年途中にレギュラーをつかみ、迎えた新たな年に「やらないといけないと自分に言い聞かせている」と宮崎。昨季は打率．３２３、１５本塁打、６２打点と自己最高の成績も「去年を超える成績、キャリアハイを目指したい」と話す。破壊力を増し、悲願の優勝を目指すシーズンへ臨む。