ロッテ黒沢翔太が現役引退、球団職員に 「違う形で恩返しを」

 ロッテは22日、黒沢翔太投手(29)が今季限りで現役を引退し、18年1月から球団職員として入社すると発表した。今後はスタジアム部ホスピタリティグループ関係(飲食部門)の職務を務める予定。

 黒沢は「球団からお話を頂いた際に、今度は違う形で球団に恩返しをさせていただけるように頑張りたいと思いました。育成と支配下であわせて7年。自分の中では、やりきったと思っています」と語った。

 ロッテ在籍7年間を振り返って、思い出を「やはり初登板です」と13年、8月29日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)を挙げた。

 さらに「昨年、マリンで大谷翔平選手にいいコースに投げたつもりのスライダーをライトスタンドに放り込まれたことです。大きな一発でした」と話し、「育成から今年までの7年間、毎日応援をしていただき後押しをしていただいたファンの皆さま、そして家族には本当に感謝をしています。これからも球場のどこかにいますので、ぜひ声をかけてください」と応援してくれたファンに呼びかけていた。

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