オリックス・ドラ2登録名は「K-鈴木」 目標は奪三振王!
オリックスがドラフトで指名した12選手の新入団発表会見が17日、大阪市内のホテルで行われた。ドラフト2位の鈴木康平投手(23)=日立製作所=は登録名が『K-鈴木』となることが正式発表され、ユニホームをお披露目。壇上では「Kといえば三振。奪三振王になれたらいい」とタイトル奪取を目標に掲げた。
背中に「K-SUZUKI」の文字が入ったユニホームを着てK-鈴木は高らかに宣言した。
「(登録名の由来は)イニシャルのKもありますが、三振を意味するKも入っています。Kですから奪三振王になれたらいい」
鈴木姓がチーム3人目で、読みが全く同じ鈴木昂平もいることから編み出された登録名。すでに周囲から「K」と呼ばれるほどに定着した。
「ユニホームを見てなかなかかっこいいなと思いました。奪三振王を取るには先発にならないと苦しい。1人で投げきるような投手になりたい」
186センチの長身から投げ下ろすMAX154キロの速球が最大の武器。社会人では半分以上がその直球で三振を奪ってきた。これにキレ味鋭いスライダー、フォークの変化球も持つ。高校時代には1試合15奪三振の経験もあるといい、「やはり投手ですから」と三振へのこだわりは強い。
ただ、起用法については未定だ。今年の黒木の例もあり、場合によってはリリーフに配置される可能性も残している。
「ピンチのときに投げるのも面白い。そこを抑えるのが野球の面白さだと思います」
先発でもリリーフでもマウンドに上がれば三振を取りにいく。そこは変わらない。次々に『K』を記していくつもりだ。