阪神OB林威助氏、学生野球資格回復制度研修会出席 「日本で指導者やってみたい」
プロ野球経験者が大学、高校の指導者になるための学生野球資格回復のプロ側研修会が15日、大阪府吹田市内で行われた。阪神、台湾でプレーし、今季限りで現役を引退した林威助氏(38)ら55人が受講した。
現在、台湾に住んでいる林氏は、今回の研修会のために来日した。約5時間の研修を終えると、「知らないこともあって、勉強になった。のちのち日本でチャンスがあれば、(アマの指導者を)やってみたい気持ちがある。日本の野球を勉強すれば、世界観が変わると思うので」と夢を明かした。
来年は、古巣の台湾・兄弟から1軍コーチか2軍監督の就任要請を受けており、受諾する方針。だが、引退後に台湾でもアマ指導の資格取得テストを受験しており、将来はアマの指導者となることも、選択肢の一つに入れている。
16、17日に行われる学生野球側の研修も受講する予定。その後、適性審査を経て資格を回復する。
◆主な受講者 池内豊、柏原純一、川端順、石嶺和彦、白井一幸、三東洋、江草仁貴、高宮和也(敬称略)