西武、新セットアッパー候補のワグナー獲得 松井氏やムネリンの元同僚

 西武が新外国人としてアスレチックスやブルージェイズに所属したニール・ワグナー投手(33歳、右投・右打)と契約を結んだことが11日、分かった。シュリッターに代わるセットアッパーとして期待されている。

 ワグナーは05年ドラフトでインディアンスから21巡目で指名。10年途中にアスレチックスへトレードされた後、11年8月30日にメジャーデビューを果たした。中継ぎとしてわずか6試合に登板しただけだったが、松井秀喜氏とともにプレーした。

 12年途中にアスレチックスからパドレスへ。さらに同年オフにはブルージェイズへ移籍し、13年5月にメジャー復帰。36試合で2勝4敗、防御率3・79の成績を残し、14年にも10試合に登板した。13、14年は3A、メジャーで川崎宗則内野手(現ソフトバンク)と同僚だった。

 14年8月に右肘のじん帯再建手術を受けた後、16年にマウンドに復帰。今季はメジャー登板はなく、レイズ、メッツそれぞれの傘下の3Aで計40試合に登板、2勝1敗3セーブ、防御率2・48と好投。54回1/3を投げて52三振を奪うなど、完全復活を印象づけた。

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