巨人・杉内 15年5億からわずか3年…95%減の2500万円に 先発以外もやる

 巨人・杉内俊哉投手(37)が29日、都内で契約更改交渉に臨み、減額制限(1億円以下は25%)を超える2500万減の2500万円でサインした。15年の5億円から3年で95%ダウン。2年間1軍登板はないが、「諦めずに頑張っていきます。上がれるなら今はどこでも」と通算142勝左腕は先発にこだわらず1軍マウンドに戻る決意を示した。(金額は推定)

 15年10月に右股関節の形成手術を受け、同年オフに自らの申し出で5億円から5000万円へ球界史上最大の減俸。地道なリハビリを進め、今年3月のオープン戦では1軍のマウンドに立ったが、4月に左肩痛を発症。以降リハビリが続き「不本意だけど、仕方ない」と唇をかんだ。

 同学年の村田、実松は今季限りで退団。ベテラン左腕にとっても、来季は勝負の年となる。「諦めるのは簡単。そこを何とか気持ちを高ぶらせて維持している」。まずは肩を良化させることが第一で、来年2月のキャンプインは「本来ブルペンに入りたいけど、そこから立ち上げるのもあり。1月の肩の状態を見ながら」と語った。

 今オフは1年目左腕の大江を連れ、自主トレを行う予定。「待ってくれているファンのためにもマウンドに上がりたい」。プロ17年目の来季。1軍マウンドに立つ青写真を、現実のものとする。

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