西武・源田、新人王つかんだ パの野手では19年ぶり
「NPBアワーズ2017」(20日、グランドプリンスホテル新高輪)
パ・リーグの野手が新人王に輝いたのは、1998年の小関竜也(西武)以来、19年ぶり。先輩に続く栄誉に、西武・源田は「1年頑張ったご褒美かな。一度しか取れない賞なのでうれしい」と笑った。
開幕から遊撃の定位置をつかみ安打、三塁打、盗塁、得点で球団の新人記録を更新。56年ぶり4人目となる新人の全試合フルイニング出場も達成した。「長いシーズンだったけど充実していた」と話す言葉は実感にあふれていた。
シーズン中は、母靖子さんのLINEでの励ましが支えになったという。来季の目標はフルイニング出場の継続。「終わってみて、すごいことができたと実感できた。来年も継続したい」。21失策も来季は1桁台に減らす決意だ。10年ぶりの優勝を目指す来季も、チームを支える役割が求められる。