明徳義塾が4強進出 馬淵監督は4失策の守備陣に苦言「しょぼい試合やったね」

力投する明徳義塾・市川=神宮球場(撮影・中田匡峻)
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 「明治神宮野球大会・高校の部・準々決勝、明徳義塾5-3中央学院」(11日、神宮球場)

 明徳義塾が中央学院を破って、準決勝へ進出した。四回までに5点を奪って試合を優位に進めると、先発の市川悠太投手(2年)が9回3失点で完投した。しかし、馬淵史郎監督(61)は不満げな表情。4失策と乱れた守備陣に苦言を呈した。

 「しょぼい試合やったね。田舎者やから人工芝でプレーしたことがなくて、スパイクが地面をかむって言うとったけど。全国大会で4つもエラーするって記憶にない。守り勝つチームが4つもやっては上にいけない。明日はノックばっかりやりますよ」と“馬淵節”で試合を振り返った。

 八回に左翼席へ2ランを打たれた中央学院・大谷拓海投手(2年)については「大したもん。(風が)アゲンストで、あれだけ踏み込んで反対方向へ打てるということは、非凡なリストを持っていると思う。バッテリーに聞いたら、ボール1個半ぐらいボール球だったみたいやけど、あれだけ踏み込んで打てるのはすごいね」と絶賛した。

 明徳義塾は準決勝で日本航空石川-静岡の勝者と対戦する。

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