ロッテ・涌井がFA権行使を発表 ワールドシリーズ観戦で気持ち固まる
ロッテは8日、涌井秀章投手がFA権を行使すると発表した。
涌井は球団を通じ、「この度FAを宣言させていただくことにしました。色々と時間をかけて考えさせてもらった中で、この機会に新たな可能性を探してみたいという結論に至りました。もう少し時間をかけてお返事をしようかとも思いましたが、自分の中で意思が固まった中で結論の先延ばしをしては、ご迷惑になるかと思い、本日、この形で皆さまにはお伝えさせてもらいます。
今回初めてアメリカにてワールドシリーズをスタンドで観戦をさせていただきました。観戦をしている中で色々な思いや感情が自然とわき上がってきました。そういった自分の中の気持ちと向き合い、家族や色々な方と相談をした中での今回の結論となりました。今後どのような方向へと向かうかは、まだまだ先のことで、簡単には結果は出ないとは思いますが暖かく見守っていただければと思います」などとのコメントを発表した。
涌井は04年ドラフト1位で西武に入団。2014年にロッテに移籍し、今年は25試合に登板し、5勝11敗、防御率3・99。プロ通算377試合123勝112敗、防御率3・45の成績を残している。