清宮効果!ドラフト中継、北海道で過去最高21・7%「日本ハムが引き数字伸びた」

 早実・清宮幸太郎内野手との交渉権を7球団の競合の末、日本ハムが獲得した26日の「2017年プロ野球ドラフト会議」中継(午後4時50分から同5時50分)が、北海道(札幌地区)で、平均21・7%の視聴率を得たことが27日、分かった。TBS系の北海道放送が2010年から放送している中継では過去最高で、いわゆる瞬間最高視聴率は、清宮が記者会見をした午後5時46分から48分の3分などで、27・0%を記録した。(視聴率はビデオリサーチ日報調べ)

 ハイライトの一つとなったのは7球団競合によるくじ引きの場面。日本ハム・木田優夫GM補佐が明石家さんまのアドバイス通り、左手で当たりくじを引き当てた午後5時21分に、毎分視聴率で23・5%を記録した。

 過去のドラフト中継と比較すると、斎藤佑樹投手を指名した2010年10月28日の放送では平均12・2%。大谷翔平投手を指名した2012年10月25日は15・4%だった。近年では2010年から北海道放送はドラフト中継を行っているが、これまでの平均最高視聴率は昨年16年の17・3%だった。

 通常放送をしている際は20%を超えることなどない放送枠だといい、清宮との交渉権をどの球団が獲得するのかへの注目が集まった。

 中継した北海道放送の関係者は、「これだけの反応に驚いています。清宮選手が北海道にくる期待の表れがこの数字になったなと。北海道に来てくれるのをお迎えしたい。清宮選手の動向がどうなるか注目していただいていて、そこでさらに日本ハムが引き当てたことで数字が伸びたと言えるかと思います」と振り返った。

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